「もっと時間があったら、あれもこれもできるのに…」「気づいたら夜になってる」そんな方に向けて、時間がなくなる意外な原因をご紹介します。何気なくしている日々の行動に少し気をつけるだけで、毎日2〜 3時間は確保できますよ。
時間がない原因① 物が多く散らかっている
部屋や職場が散らかっていると、仕事や家事の作業効率が下がり、余計な時間がかかります。
例えばデスク周りやパソコンの中が整理整頓ができていないと、探し物が増えてなかなか作業が進みませんよね。ビジネスパーソンの1日の平均探し物時間は約37分・年間では約150時間と言われています。プライベートでの探し物時間も加えると、かなりの時間をムダにしていませんか?
また、部屋が散らかっていると、掃除や片づけにも多くの時間がかかってしまいます。
物が多すぎる場合はまず減らしてから整理整頓を行い、効率良く仕事や家事ができる環境を整えましょう。それだけで1日1時間ほどは自由な時間を確保できます。
時間がない原因② ムダな時間が多い
- 気づいたら1時間もSNSを見てた
- 帰ったらとりあえずテレビをつける
- 行きたくない飲み会に参加している
- 何となく会社帰りに寄り道してしまう
- ネットショッピングに何時間も費やしている
このような、惰性や習慣になっていることを見直してみると「意外となくてもよかった時間」が見つかります。
まずは朝起きてから寝る前までの行動をすべて書き出し、ムダな時間がないか把握しましょう。それを削れば、本当にやりたかったことのために時間が作れます。
もし帰宅後に疲れてついダラダラしてしまうなら、すぐにお風呂に入ってみるとリフレッシュできますよ。
時間がない原因③ 優先順位やスケジューリングが不適切
「時間があったらやりたいこと」の中に、あなたの人生に重要なことが含まれていませんか?例えば、家族と過ごす時間や資格の取得など。もしあるなら、先に予定に組み込んでしまいましょう。優先順位を間違えると、いつまでたっても本当にやりたいことをする時間は作れません。
また時間帯によっても脳の働きに差があるので、そのことを理解してスケジュールを組むとより効率良く進められます。例えば脳がよく働く午前中は、企画やプレゼンの資料作成など、頭を使う作業に向いています。
逆に昼食後や午後からの時間帯は、眠気や疲労で脳の働きが鈍ってきます。この時間はメールの処理や簡単な事務作業にあてるとよいでしょう。脳の働きが低下してから重要な仕事に取りかかると、作業がはかどらず余計な時間がかかってしまいます。
なぜ時間がないのかわかれば、時間の作り方が見つかる
今回は「なぜかいつも時間がない」意外な3つの理由をご紹介しました。
① ものが多く散らかっている
② ムダな時間が多い
③ 優先順位やスケジューリングが不適切
優先順位を見直したり、作業環境を整えたりすることで、多くのムダな時間が削減できます。
まずはどんなことに時間がかかっているのか、なぜ時間がかかるのかを把握して、できることから変えていきましょう。毎日のちょっとした心がけで、自分の時間は作れますよ。